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sea to summit2014 DAY2
2014-08-10 Sun 22:20
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 今回の山行は、全て0300起床の0400行動開始予定で組んでいた。2日目の朝、0300頃に下の階にいた東京からのパーティーが登山準備を始めた音で目が覚めた。パッキングは前夜に済ませていたので、手早く朝食を摂って小屋を出る。外は雲一つ無い快晴。星空も下弦過ぎの月も美しい。3時半、奥様方に見送られながら出発。この日の予定は栂海山荘→白馬山荘or天狗山荘。

 前日苦しめられた筋硬直も、さほど影響は残っておらず、体は快調に動く。衣類は昨日の汗による濡れを残しているが、行動している分には寒さを感じる事はなかった。ヘッドライトに照らされた、刈られたばかりのチシマザサが覆う登山道をスイスイ進む。山岳会の皆さんに感謝。真面目に草刈をしていただいたお陰だ。

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 時間を追うにつれ、空が明るさを増す。黒岩山~長栂山~朝日岳の稜線が次第にその姿を露わにしてきた。前回登山で完全に心を折った光景。遠すぎる朝日岳の頂に何度絶望を叫んだ事か。しかし、今日は時間的にも体力的にも余裕がある。ザクとは違うのだよザクとは。脚に負担をかけぬ様、ダブルポールを効果的に使って先を急ぐ。

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 アヤメ平を前にして、いよいよ雪渓が登山道に広がってきた。今回、ストックを持参したもう一つの理由は雪渓歩行にあった。朝日小屋サイトからの事前情報では、朝日岳周辺は例年よりも残雪が多目らしい。アヤメ平には急傾斜にステップが切られ、朝日岳水平道は積雪により通行止めとの事。緩い傾斜の雪渓であれば登行していく自信はあるが、ある程度以上の傾斜になるとトレイルランニングシューズでは太刀打ちできない。軽アイゼンを持つかピッケルを持つかの選択が常識なのだろうが、ファストトレックでその選択はありえない。今回は蛇除け兼雪渓仕様としてトレッキングポールを使用することとした。結果として、雪渓上歩行はトレッキングポールで何の問題も無かった。気温が比較的高かった事もあり、夜明け直後であってもポールのピックは雪渓に良く効いた。シューズソールの頼りなさを補って余りある支持力であった。

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 鬱蒼とした樹林帯を抜け、いよいよ森林限界へ。いよいよ栂海新道もクライマックス。軽快に長栂山を抜け、8時朝日岳へ。遂に北アルプス北端へ到達した。ここからは後立山連峰に進む高山帯。景色の美しさとは裏腹に、薄くなった酸素が身体を蝕んでいく。日差しも昨日より強く、ジリジリと肌に突き刺さる。近付く雪倉岳。この山も前回登山では苦杯を舐めさせられた。満身創痍の状態で登らされた無慈悲な瓦礫地帯。そこには神も仏もいなかった。今回はダブルポールで淡々と登っていく。心を無にして只々脚を進める。邪念を纏っていてはいけない。

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 雪倉岳を制し、避難小屋を経て三国境へ。次第に人が増えてきた。流石北アルプス北部。人気の高さは伊達じゃない。そこかしこで休憩しているパーティーの横をすり抜け、白馬岳を目指す。3000m近くまで登り、みんな疲労が隠せないのだろう。そう言う自分も空腹に包まれ、もはや目的地は白馬岳ではなく、白馬山荘スカイプラザ。山頂を制する覇気なぞ微塵も無く、スカイプラザのメニューに思いを馳せるのみであった。

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 無事白馬岳を通過し、白馬山荘スカイプラザへ。速攻でラーメンと牛丼を注文し、備え付けの冷水に噛り付いた。冷水の旨い事!程無くして注文した品が届き、貪り喰う。五臓六腑に染み渡る。山で喰う飯の旨い事!普段は見向きもしないラーメンスープも飲み干し完食。その脚で村営宿舎に移動し手紙をポストに投函して再出発。

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 時間が遅くなってきたので、この日の行動は天狗山荘までとした。となると、当初予定になかった白馬杓子岳が気になる。白馬三山と呼ばれるだけあって、全ての頂を踏んで行きたい。疲労した身体に鞭打って杓子-白馬鑓を踏み、無事天狗山荘へと到達した。
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 天狗山荘到達は16時。既に夕闇迫る時刻だった。多少風はあるが、幕営するには何の問題も無い天候。雨が降る気配も無く、幸運にも繋がった携帯からも、天気予報は崩れない旨を示していた。家族・職場に電話を入れ安否確認終了。FBにメールでアップロードし、やるべき作業を全て終えた。テント内に入り、携行食料を口にする。2日目にしてなかなかハードな行程だったが、体力の消耗は危険を感じる程ではなかった。急激な心拍上昇・筋硬直に気をつけて行動し、行動食を小まめに摂取すれば大丈夫との確信を得た一日だった。
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