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sea to summit2014 DAY0~DAY1
2014-08-09 Sat 22:04
 2014年の夏は冷夏と春の段階から予報されており、梅雨明けの遅れ・天候不順・気温低下などの不安が常に付き纏った。しかし、そんな気象庁の予報をよそに小笠原気団はその存在感を存分に発揮し、7月10日を過ぎると沖縄~九州南部を梅雨明けさせ、週間予報でも晴マークを連発させる活躍を見せてくれた。21日の海の日3連休過ぎに信越地方の梅雨明けが期待されたため、職場には1週間の休暇を申請し、15日にはパッキングを済ませて登山準備は滞りなく完了した。

 そして海の日3連休。19日土曜は地区の夏祭りだったため飲酒。ご機嫌で帰宅し就寝。20日日曜は昼前に山田氏と待ち合わせて親不知へ向う手筈。しかし、未明の雷雨で早朝予定されていた廃品回収が中止となり、朝食後には出発できる状態となった。おあつらえ向きだ!今回のハードコースを考えれば、1日目から行動時間をしっかり取り、可能な限り距離を稼ぎたい。リードタイムは多いに越した事は無い。と言う事で山田氏に打診するが、相談の結果、出発時間は従来通りと。山田氏御免。無理言った。

 1000丸岡ICにて合流。快適なハイブリッドフィールダーは滑るように北陸路を進む。真夏の日差しを浴びながら、男2人は親不知に降り立った。9年ぶりの親不知観光ホテル。清掃中の館内にお邪魔し、最後のウォシュレット。12時半、ホテル横の階段を降り日本海へ。灼熱の太陽と紺碧の海。気分はビーチでバカンス。しかし、私に残された時間は少ない。今日中に栂海山荘まで行かねば、明日以降の行程に差し障る。サッサと小石・海水を採取し、ザックにパッキング。山田氏に別れを告げて国道8号線を渡った。

 sea to summitの序章は栂海新道。親不知から朝日岳直下までを結ぶルート。海抜0mから登り始めるわけで、真夏の低山が堪能できる。とにかくクソ暑い。全身汗ダク。しかし、急がねば明るいうちに栂海山荘まで行き着かない。午後からは夕立の予報も出ている。ゆっくり登る事は許されない。前回の反省を活かし、筋疲労を覚えないペースで登るが、HRは160~170と高め。果たしてどこまで心肺筋力が持ってくれるか。

栂海新道入口


 もう一つ心配されたのが、蛇蜂虻蚊。ネットで登山報告を調べてみると、かなりの確率で蛇虻に悩まされると書かれていた。その対策としてトレッキングポールを購入。登山道を横たわる蛇がいた場合、強制排除して進む事が出来る優れものだ。。。しかし、今回は幸か不幸か蛇蜂虻に悩まされる事は無かった。まぁ不幸って事はないな。最大の幸運と言っても過言ではないかも知れない。

坂田峠を過ぎると次第に日は陰り、ガスに包まれるようになった。外気が涼しく感じられるようになり、体力の消耗も押さえられてきた。しかし、焦りが影響したのか次第に筋の硬直が顕在化してきた。右足の下腿・左足の大腿部が断続的に硬直を起し、足運びを間違えば攣りかねない状態。ダブルポールを使って騙し騙し歩く事により、何とか窮地を乗り切った。

白鳥小屋


 シキ割を過ぎたところで、山奥から「ホーッ!ホーッッ!!」と謎の雄叫びが響き渡ってきた。暫く歩くと、道端にテントが建てられており、傍らに男性が立って山奥を見つめている。コチラに気が付くと「サルが近くにいる」と言い、注意を促してきた。この男の人はサルに囲まれて一晩テントで過ごすのか…と思うと他人事ながら身の安全を祈らずにいられなかった。

 ペースも次第に落ちてきた頃、黄蓮の水場に到着した。ここに来るまで相当水を消費した。明日の行動を考えれば、ここで水をフル補充しておく必要がある。幸い水場の水量は豊富で、ハイドレーション2リットル・水1リットルをつつがなく補給完了。これで朝日岳までは問題なく持つだろう。あとは重さに耐え、栂海山荘まで登りきるのみ。

16時、待ち焦がれた栂海山荘に到達。待ちに待った宿泊地。時間は遅くなってしまったが、夕立もなく無事に山荘まで歩いて来れた。山荘の扉を開けると、そこは談話室だったようで、中から親爺さんが歩み出、「小屋に入るのは隣から。今日は人が少ないから2階でユックリ休みな。お疲れさん」と声を掛けてくれた。後で話を聞いてみると、どうやら登山道整備の地元山岳会の方々らしい。再度山荘の扉から入室し、利用金2000円を支払って教えてもらった2階のスペースへ移動する。中々広い。ちゃんと一人分のスペースが区切ってある。しかも銀マット+毛布数枚が各スペースに用意してあり、マット・シュラフなしでも泊まれる素晴らしさ。ここまで苦労してきた甲斐がある。早速、夕食・身支度を整えて1900過ぎには就寝。

栂海山荘


 しかし、そうは問屋が卸さなかった。海の日3連休に地元山岳会が登山道整備した後に山小屋で大人しく寝るだろうか。答えは否である。隣の談話室から洩れるランプの明かりが妖しさを増して来た頃、宴は更なる盛り上がりをみせた。とは言っても、事実上一人の親爺さんが盛り上っていただけだったのだが。親爺さんは盛んに会の活動・メンバーの活動について熱く語り、周りのメンバーも付いて行くのがやっとだった。かと思ったその時、突然若手メンバーと思しき男性を名指しし、「お前!真面目にやれってんだよ!!」と絡み始めた。全員「何を?」と疑問符に包まれた次の会話…「お前、独身だろ!」 「ハイ」 「だからお前!真面目にやれってんだよ!!!」 「何をですか」 「結婚に決まってるだろお前!真面目にやってんのか!」 「ハイ」 「どんな事だよ!?」 「まぁ、友達らと食事とか…」 「バカ!!お前!全ッ然駄目だよ!!そんなんじゃぁ!!!」 …等と駄目出しの連発。これじゃぁ若手男性涙目だ。一しきり親爺さん吠えた後、他の年配会員が「じゃぁどうやったら真面目に結婚できるの?」と聞くと、親爺さん曰く「ニット教室とか行くんだよ!ニット教室!!そこで女の子と仲良くなるんだよ!!!」と答えて一同爆笑。そんな親爺さんも酒に呑まれてはいたモノの良識は失っておらず、「おい、8時ンなったぞ!」との号令一下、メンバーは大人しく就寝準備に取り掛かり、山荘に静寂が戻された。

山荘内1
山荘内2
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